外国人との恋愛体験談

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物静かなポルトガル人

カナダで同僚だった男の子の話です。
両親ともにポルトガル人で移民一世の彼は、色白でやや太め。長髪を後ろで一つに結わいているのがトレードマークでした。とても失礼なことを言いますが、「かっこいい~」と言われるタイプではありませんでした。
でも、同僚としてとても頼りになりましたし、信頼していました。その頃、やたらとしゃべるいい加減な人か、日本人(アジア人)が嫌いなのではないかと思わせるほど、相手にしてくれない人が多かったので、彼の存在は貴重でした。彼はとても物静かだったのですが、つたない私の英語を聞いてくれて、軽く指導もしてくれました。「さっき、あの人が言っていたことはこういうことだよ」とフォローもしてくれました。私が聞き取れていなかったであろうことを、分かっていてくれたのです。
彼にはエチオピア人の彼女がいて、将来結婚がしたい様子でした(その前に音信不通になってしまったので分かりませんが・・・)。両親は、新しい土地で苦労をしている移民。彼女もマイノリティの黒人。人の気持ちや痛みが分かる、ちょっと違った物静かな白人でした。

見栄っ張りが原動力な旧ザイール人

「他人にどう見られるか」を気にするコンゴ(旧ザイール)人。母国では、特に教会に行くときにその出で立ちを披露したり、吟味したりする風習があったようです。友達がカッコ良いジャケットを着ていたら、翌週はさらに良いものをゲットして着て行くというようなことも多々あったとか。ジャケットといえば、エックスハズバンドも、自分のお給料を省みず日本円で10万円ほどのジャケットを一目ぼれで購入したことがありました。しかも、普段使いが難しそうな「白」です。何とかあきらめて欲しかったのですが一度言い出したらきかない性格、「ザイール人たるもの、オシャレでなくてはならない!」的なことを言い出して結局購入したのです。「他人よりも良いものを」という気持ちは、あらゆるものやことに表れていました。車、オーディオ、奥さんの仕事、食べ物、ワイン、ビールに至るまで・・・。でも、それは、人間だれしもが持っている感覚かもしれません。日本人としては、あまり露骨に表せない感覚ですけれどね。

彼氏、彼女はあたりまえなイタリア人

日本人女性と結婚しているイタリア人男性のお話です。とても話し好きな人で、いつも回りの人を楽しませてくれていました。本当なのか作り話なのかよく分からないものもありましたが、ついつい耳を傾けてしまいました。
そして、常に言っていたことは「イタリア人は、結婚しても、彼氏や彼女がいる」でした。家族で夕食を済ませた後、それぞれの彼氏や彼女とでかけるというのです。何も知らないのをいいことに、からかわれていたのだと思うのですが・・・。まあ、確かに、外国人は夕食の後にもうひと行動するという感じはありますね。
それから、友達がスピード違反でパトカーに追われたことがあるが、フェラーリに乗っていたので追跡を逃れたと。さすが、フェラーリだと自慢していました。完全な作り話ではないのかもしれませんが、かなり加工されているものと思われます。
何だか、イタリア人て、みんな高田純次みたいなのではないかと思いました。

年齢関係なし!ポーランド人、チェコ人のおじさん

個人でカナダにバレエ留学をしていたKちゃんは、私よりも4歳年下でした。実は実家が近く、歩いて3分くらいの場所に住んでおり、小・中は同じ学校を卒業しているのですが接点はありませんでした。偶然、カナダでも近所に住むことになったKちゃん、ある日私のうちにアイロンを借りにやってきました。
一人で来ると思っていたのですが、なぜか白人のおじさんと一緒だったのです。その時簡単に自己紹介をしたのですが、彼はポーランドからの移民でKちゃんと同じ年頃の子どもがいるそうです。Kちゃんは「お世話になっている人です」と言っていましたが、バレエ団の人というわけでもなく、要するに付き合っている彼氏だったようです。
その頃、カナダで結婚して働いていた私は、よくチェコ人のおじさんにランチに誘われました。同僚と言うには部署が違いすぎたのですが、フードコートで同じ時間に食べるので、何度か一緒に食べたことはありました。既婚者だと言っているのに、「今度飲みに行こう」とか「うちに遊びにおいで」とか、不倫しようといわんばかりの発言に困惑したものです。
勝手ながら、東欧の人には「年齢差」とか「既婚」とか、そういう恋愛感情への歯止めをかける概念が日本人とは全く違うのではないかと思ったほどです。

爬虫類好きのイスラエル系カナダ人

はっきり言って「イケテナイ」、なんだか疲れた印象を与える男の人でした。30歳間近とはいえ、頭のてっぺんの髪の毛の量が少なかったからなのか、大きなタレ目のせいなのか、おじさん仕様のコートのせいなのか、正直、「この人のどこに惹かれたのだろう、Mちゃんは・・・」と思ってしまいました。
ワーキングホリデー時代にカナダで知り合ったMちゃんは、ヘビーメタル好きな女の子でした。外見は、若干ポッチャリとしていておっとりとした雰囲気なのに、ひとたびライブに行くと人が変わってしまうそうです。ヘビメタつながりでその彼とも知り合ったと言っていました。
お父さんがイスラエル人の彼は、カナダの有名大学出身(ジューイッシュ=頭が良いというイメージがあります)で、その頃は音楽関係の仕事をしていました。日本に興味があり、日本食や日本の映画、日本語も勉強していたそうです。Mちゃんは、彼のことを色々と話してくれましたがその中でも印象的だったのは、部屋に爬虫類がいっぱいいるということでした。しかも、そのケースには照明器具?が取り付けられており、夜間も光を当てていたとか。そして、彼自身、夜は主にキャンドルの明かりで過ごしていたとか。
その部屋にいるとMちゃんは落ち着くそうです。私は、想像しただけでもゾッとしますが。

どうしてもアフリカンアメリカンが好き

アフリカンアメリカン。アメリカやカナダ、ジャマイカに暮らすアフリカ系の黒人のことです。アメリカに語学留学していた知人は、カナダから仕事で来ていたジャマイカ出身のアフリカンアメリカンの彼と知り合いました。そして、彼を追うようにカナダに住むようになりました。それが、彼女のアフリカンアメリカンとの生活の始まりでした。
目がクリッとしていて、天然パーマの彼女は、年齢よりもはるかに幼く見えました。ファッションやヘアスタイルによっては、アジア人と黒人のミックスに見えなくもありません。その風貌に親しみを持たれるのか、黒人男性に人気があり、彼女自身も彼らといる方が落ち着くと言っていました。言い方は悪いのですが、まさに、次から次へと彼氏を変えていて、ドラマのような人生だなぁとはたから見ては思っていました。
でも、彼女は、妊娠と中絶を繰り返していました。「また、やっちゃった・・・」的な感じで、軽く話していたのがとてもショックでした。アフリカンアメリカンだからという訳ではありませんが、避妊について真剣でない人ばかりと付き合っていたように思います。
それでも彼女は、アフリカンアメリカンが好きなのです。

職権乱用?カナダ人の警官

これは、完全に「聞いた話」です。どこまで本当でどこまで付け足しなのかは不明です。
ある日、日本人の女の子が、カナダのデパートで万引きをしてしまいました。そして、デパートの万引きGメン?に捕まって別室で取調べを受け、その後警察が来てパトカーで帰宅したそうです。
それからというもの、その警官が、彼女のアパートにちょくちょく遊びに来るようになったとか。彼女は20代、その警官は50代(推定)、二人は付き合うようになったそうです。
海外では、同じ人種のコミュニティは意外と狭いもの。直接の知り合いではなくても、誰かを介して知り合いだったりすることが多々あります。私も、その女の子は直接知りませんでしたが、その話を聞いたときにどの人かはすぐに分かりました。
ただ、実際に、その女の子がおじさんと一緒にいる姿を見たことはありませんでした。まあ、自分から言わなければ、万引きしたことやその後の話は誰にも分からないことですよね。というか、誰にも知られたくないから話しませんよね。
かなり怪しいウワサ話ですが、もし、本当だとしたら警官の職権乱用?な気もします。

もちろん、ダライ・ラマ。チベット人

日本からそんなに遠くはないと思いますが、なかなか出会う機会もないチベット人。私は、カナダ移民のための英語学校で、初めてチベット人と知り合いました。私はカナダで結婚したために移民しており、彼はお母さんと移住してきたと言っていました。
クラスでは、新聞を題材に勉強したり、週末の出来事を気軽に話したり、先生が工夫を凝らして楽しく学習することができましたが、何かにつけて彼は「ダライ・ラマ」という言葉を口にしていました。テレビなどでは、元首のダライ・ラマを敬うチベットの人々の姿を目にしたことがありましたが、「チベット人って、本当にダライ・ラマを尊重しているんだなぁ」と実感しました。
休み時間に雑談をすることもありましたが、お互い英語があやふやなので半分は想像で話を聞いていました。でもダライ・ラマはすごいんだということは十分に伝わってきました。
ある日、学校を出たところで、私は昼間から泥酔した酔っ払いのおじさんに抱きつかれそうになりました。それを彼は、身を挺して守ってくれました。一瞬でしたが、その紳士的な振る舞いに「ドキッ」。これもダライ・ラマの教え?いまだに、チベット人は礼儀正しくて紳士的という私の勝手なイメージは崩れずに残っています。

ナイフ大好きドイツ人

ドイツからの移民2世で、モントリオールのクラブでドアマンをしていた彼。ロック大好き、ライブ大好き、夜遊び大好きで、そのクラブにちょくちょく顔を出していた大阪出身のMちゃんは、その彼の大ファンでもありました。それに、Mちゃんいわくそのクラブでライブをするアーティストは「めっちゃクール」な人が多いそうです。
夜のクラブではケンカや問題も頻繁に勃発するらしく、それを沈めるのはドアマンの仕事とか。その仕事っぷりがカッコイイのだそうです。
私にしてみれば、コワイ人でした。だって、趣味が「ナイフの収集」なんです。クラブがオープンする前に、何度かMちゃんについてお店に行ったことがあるのですが、その人、本当にナイフの手入れをしていました。別の理由だとは思いますが、頬にスッと傷跡があるのがコワさを倍増させていました。それに、顔は笑っていても目は笑っていないんです。
Mちゃんは、その彼と付き合うことはできませんでしたが、顔パス&フリーでライブを見ることができるようになっていました。まあ、そのくらいにしておいて、正解だったのではないかと思います。

おばあちゃんが猛反対。日本人&韓国人

トロントで出会った韓国人の女性には、日本人の彼氏がいました。私はワーキングホリデービザで、彼女は就労ビザで、日本人が経営するおすし屋さんで働いていました。
トロントの語学学校で知り合ったという彼と2年近く付き合っていて、将来は結婚も考えていましたが、彼女にはなかなか手ごわい身内がいました。それは、韓国に住む彼女のおおばあちゃんでした。
海外で日本人と付き合っている孫の話を聞き、おばあちゃんは猛反対をしていたそうです。特に、相手が日本人というのが気に入らなかったとか。彼女が言うには、韓国人の中にはまだまだ反日感情を強く持っている人がいるそうです。おばあちゃんもその一人だと言うのです。ニュースなどで聞いていた話でしたが、実際の問題として残っているんだととても身近に感じました。
彼女は、彼と一緒に彼の実家(日本)にまで行っていましたが、それでもおばあちゃんを説得せずに勝手に結婚できないと言っていました。家族や目上の人を敬う、韓国人ならではの感情、風習なのでしょう。

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